ハンコについて(相続)

不動産売買や相続において、実印と印鑑証明書が必要になる場面がよくあります。個人の場合 実印とは市町村役場に登録した印鑑のことで、印鑑証明書とはその証明書ということですね。

実印をお持ちでない場合でも、本人が登録したい印鑑と身分証(運転免許証等)を持って役所に行き手続きを行えば即日登録してくれます。登録する印鑑については安価な認印でも全く問題ありませんが、トラブルを避けることを目的に 数万円する手彫りの高級品を実印として登録されている方も多いようです。

実は認印であっても実印であっても、売買契約書などの効力には原則として影響を与えません。しかし本人が本当に契約意思をもって契約を行ったのか、ということで問題となり争いごとに発展した場合には、実印が押されている方が契約書の有効性を肯定されやすいでしょう。

  大阪城の守護社、桜宮神社です。