環境適応と処世術
甲子園球場で行われている春のセンバツ高校野球 もうすぐベスト8が出揃います。今大会は大阪勢が選ばれていないというまさかの状況ですので、大阪府民であり大阪桐蔭高校の大ファンである私は少し興味を削がれています。
1975年生まれの私は、1980年代のPL学園や近年の大阪桐蔭など、どちらかというと『打ち勝つ大阪勢』を見てきていますが(投手陣もすごいんですけどね…)、最近導入された低反発バットに適応できているかということが勝ち負けに微妙に影響しているのかもしれません。長打が減り、外野の守備位置が前になって高校野球の『勝ち方』が変わってきているのかもしれませんね。
デジタル技術の発展や法律の改正、万博などの国際的イベントの開幕・終了、仕事観や家族観の変化など我々を取り巻く状況は絶え間なく変わっていきます。変わっていくのはあまり好きではないのですが良い方向に変わっていけるよう、環境適応していけるように進んでいくしかないのかなあと思っています。

私が通っている平野区のバッティングセンターです。
どえらい中学生(小学生?)がいて、130㎞くらいの速いボールをガンガン打っています。その子は礼儀正しく、いつも私に挨拶してくれます。
私はその子の隣で打つのは恥ずかしいので、彼が打っているときはバックネット裏から彼のバッティングをチェックする風を装い厳しい視線を注ぎ、彼が帰るのを確認してから100㎞くらいの打ちやすいボールを打っています。
威厳を保つための、処世術ですね。